商品開発ストーリー

第1回 中沢硝子がYKKAPの商品開発に携わるまで

2017年9月14日|カテゴリー「商品開発ストーリー
中沢硝子建窓は、今から8年前になるのですが、YKKAPが新事業を立ち上げる事になり、その事業の中で、誰でも簡単にカバー工法工事が出来る商品の開発に携わる事になりました。
当時の開発部O君をYKKAPの社員であるMさんが、事務所にある日連れて来ました。
Mさんは、今は新事業の内容は言えないけど、O君の力になってくれとの事でした。
Mさんには、日頃お世話になっていたので、当初は自分達で加工をしていた窓のカバー工法商品を教えてあげる事にしました。
同時にO君はメーカーの開発にも関わらず、とんでもない図面を見せてくれたのですが、見た瞬間に、商品にならない事を伝えました。
今でも思い出しますが、物凄くガッカリしていましたね。
その日を境に、O君は事務所に度々訪れては、窓のカバー工法商品の話をしに来ました。
少し時間がずれて、またしてもYKKAPのリフォームドアとリフォーム勝手口ドアの開発の人達も事務所に来るようになりました。
当時のリフォームドアは、正直売れませんでした。
LIXIL社の方が、デザインもカタログも見やすく、一般ユーザーの方々に受け入れやすい販売方法を取っていたからです。
中沢硝子建窓のなかでは、LIXIL社の商品が沢山売れていたこともあったかも知れません。
窓のカバー工法と同時にドアのリフォーム商品の売り方も、YKKAPと一緒に考えていくようになったのです。
そして、窓のカバー工法は、スマートカバー工法という商品で発売されることになり、少し遅れて、カットモール工法も発売が決まりました。
自分達が考えていたのは、家の中から2階以上でも足場を掛けずに施工が出来る商品です。
最初は、なかなか売れませんでしたが、2016年度にはYKKAPを支える商品にまで売上を伸ばすことが出来ました。
スマートカバー工法の後継商品も2015年には開発が始まり、マドリモと名前を変えて発売が決まりました。
開発の人達は、はじめは図面と収まりの確認を行い、その後にサンプル商品を実際に確認して、良い所と悪い所を確認していきます。
そして、2017年9月にはマドリモ専用の型材での新商品が発売されました。
当初の誰でも窓屋なら工事が出来る商品を目指して作った物が、現実に沢山の窓屋さんに使ってもらえるまでに、販売本数を順調に伸ばすことが出来ています。
さて、ドアの方はと言うと、初めにドアの色と枠の色の同一色から発売をたのみました。
当時は、ある物のかき集めでリフォームドアを作っていたので、色がばらばらで売れる商品ではありませんでした。
カタログはと言うと、一般の方たちが見ても何の商品なのかが良く分からず、カタログを見やすくする事も話し合いました。
汎用部材を徹底して増やしてもらう事や名前の変更を頼みました。
出て来た名前が、ドアリモです。
こうして、現在のドアリモの原型が出来てきました。
ドアやマドはそのままの意味なのですが、リモはリモデルの略になります。
今後は、プチリモと言って簡単に出来る窓周りのリフォーム商品もどんどん皆様に紹介をしていきたいと思っています。

                            (有)中沢硝子建窓  中沢仁郎